本間社会保険事務所が過去に行った『お取引会社の業績アップのお手伝い』の事例です。

 

この他にも様々な成功事例がありますので お気軽にご相談ください。

業績アップの実例

1.ギスギスした職場環境から明るい職場に変わって業績アップ

 

  この会社は社内のコミュニケーションが上手くいかないことから挨拶も交わさない職場環境に陥って 結果として一人、二人と会社を辞めていき、新規採用者もすぐに退職してしまう状況がおきていました。

会社は慢性的な人手不足に陥り業務に深刻な支障が出ていたのです。

まず従業員さんにヒアリングする中で気づいたことは、皆さん素敵な方ばかりですが、仲の良いグループの人とだけ話し、他の人とは会話さえ避けているように感じました。

そこでこの会社に適した相互理解を図るワークを作成し、会社をあげて取り組んでいただくことにしました。

最初は、多くの方が腕を組み厳しい表情で座っていらっしゃいました。

これは手ごわいぞと思いましたがここにいる全員がニコニコ笑顔になれば、一致団結して物凄い成果を出す会社に変身する予感がしました。

そこで私が心がけたのは、皆さんの固くなった気持ちをいかにほぐすかでした。今迄やってきたいろんな手法をワーク毎に行い、皆さんの心が少しずつほぐれていきました。

ワークの後半では、相互理解も急速に深まり気軽に話す機会が増えていきました。

今では報連相も密になり不良率も減少し作業効率がアップしたそうです。

 

会社に活気がもどり従業員さんが楽しそうに働いていると社長さんから聞き嬉しくなります。

2.履歴書を見るポイントを修正したことから必要な人材確保が実現

  製造の会社様で、急に人が辞めたので至急採用したいとご相談をいただきました。今まで採用してもすぐ辞めたり、機械の操作が出来ると聞いて採用したのに実は少し触っただけだったと残念な結果になっていたご様子でした。

今は応募してもなかなか人が集まらない時代です。社長さんは応募があったら少しくらい不安材料があっても、次に応募があるとはわからないからと、すぐに採用してしまっておられたことが結果として必要な人材の確保ができていないことが分かりました。

幸いなことに今回は何人か応募者があり、早速履歴書を拝見してると、社長が「この人いいでしょう」と一枚の履歴書を私に見せてくれました。「こんなに資格があって有名大学も出ている」というのです。「え!どんなりっぱな大学出ても資格があってもその人がどのくらいの技術があるか分かりませんよ。それに写真も貼ってない履歴書はやはり慎重に考慮すべきです」と、あまりに簡単に採用を考えてる社長さんに思わず厳しい口調になってアドバイスさせていただきました。

履歴書のどこを見るべきかポイントを社長さんにお教えし、採用した人が行う業務も具体的に決めました。また同じ部署の人からは、こんな人と一緒に仕事がしたいといった人物像も出してもらい、次はいよいよ面接です。

面接では、行って欲しい業務を実際にしてもらい部長、課長さんからも見てもらいました。この時同じ職場の人も見ていますので、多くの人の意見が採用に反映され理想と現実のブレが少なくなります。

採用後も、どんな人か入ってきたか、わかるので現場での受け入れがしやすく、新入社員の方も職場に溶け込みやすいようです。

このようにして皆さんから協力してもらい会社に合った人が採用できました。

後日伺ったら、ベテランの従業員さんが採用した方をとても可愛がっているとお聞きし、あの時社長さんに厳しいことを言って良かったとホットしました。

3.会社の業種を見直し2年間で合計120万円が還付される

昭和初期に創業した製造業の会社様ですが今はインターネットを利用した販売部門をメインに行っている会社様からご相談がありました。

ネット通販業務は時代の波にうまくのり、今ではネット販売が主で製造部門は形だけでだれもいない状態でした。

そんな頃、総務の人が家庭の事情で急遽退職してしまい、総務の仕事について新しい人に教えて欲しいというご依頼でした。

総務の仕事は、1年に1回しかない業務が多々あります。労働保険料の申告もその中の一つです。毎年41日から翌年331日までの1年間に支払われる賃金の総額をその事業ごとに定められた保険料率を乗じて計算し処理していきます。

労働保険の仕組みを教えている中で、保険料率がおかしい事に気が付きました。今は主となる事業を総合的に判断すると販売です。ところが創業当時の製造業の保険料率になっているので高いことが分かりました。

そこで今の業種を変更し2年分遡って労働保険料を精算し還付してもらいました。

  20名近くの会社規模ですので1年間で約60万円、2年分で合計120万円還付されました。

  毎年している年度更新。数字の検算はしますが業種まで確認するのは一般の方では難しいです。

  本間さん、貴女が居てくれてよかったと大感謝され、ルール通りに仕事をしただけですが、私もこの仕事をしていて

  良かったと思いました。

4.『社長・役員、家族従業員が労災保険に特別に加入出来る制度』で安心を

経営者は、仕事のケガは健康保険使えませんので、全額支払ってください」と病院の窓口でいわれたと、知り合いの奥様が驚いて電話をよこされました。

電話をくれた奥さんのご主人はパン屋さんです。連日試作品に追われあまり寝てなく少し気が緩んだ瞬間に誤ってパンのスライサーで指を切ったそうです。パートさんも含めると10人ほど雇ってる人気のパン屋さんです。忙しいときはパートさんと同じ仕事をすることもある社長さんにとって、今回のケガはどうも納得いかないものになりました。

お気持ちはわかります。でも、社会保険は仕事以外の私傷病に、労災は仕事のケガや病気と決まっています。

今回は治療費の数万円で済みましたが手術となれば全額負担で何百万円になるか、見当もつきません。

そこで、社長・役員、家族従業員の方も、労災保険に特別に加入出来る制度をご紹介しました。厚生労働大臣より認可を受けた労働保険事務組合に、事業主が行うべき労災保険及び雇用保険の事務処理を委託することで労災保険に加入できるものです。

この制度ですと社長・役員、家族従業員の方が業務上、通勤途中にケガをした場合保険給付を受けることができます。保険料も全額損金で処理できるので社長さん方には嬉しい制度です。

 

弊所も「労働保険事務組合本間経営管理センター」として認可を受けてますとお伝えしましたら、「安心して仕事をしたいので入ります」と電話口で元気な声いっておられ私も同じ経営者としてホッとした次第です。