平成29年度の年次有給休暇の平均取得日は9.3日 

来年４月から働き方改革関連法により年１０日以上の年次有給休暇が付与される

全ての労働者に対して、年５日の取得義務が始まります。

これに関連して厚生労働省から平成３０年「就労条件総合調査」の結果が公表

されました。

平成２９年（又は平成２８会計年度）１年間に企業が付与した年次有給休暇

日数は(繰越日数を除く。)は労働者１人平均１８.２日（平成２９年調査１８.２日）、

そのうち労働者が取得した日数は９.３日（同９日）で、取得率は５１.１％

（同４９.４％）となってます。

取得日数、取得率を企業規模別にみると、「３０人～９９人」では７.７日

（４４.３％）。「１００人～２９９人」では８.４日（４７.６％）。

「３００人～９９９人」では８.６日（４７.６％）と規模が大きくなるにつれて

増えています。

産業別では、建設業が７日(３８.５％)。製造業が１１日(５８.４％)。

卸売業、小売業が６.５日(３５.８％)と業種によって取得状況が異なります。